医院コラム

歯周病治療のゴールは“治す”より“維持する”こと
こんにちは!鳴門市の和田歯科医院の歯科衛生士、寒川です。 歯周病は“治った”で終わらない歯周病は風邪のように薬でスッキリ治って終わる病気ではありません。一度進行してしまった歯ぐきや骨は、完全に元通りにはならない場合が多く、治療後も「再発しやすい傾向」が残ってしまいます。 維持のために欠かせない「2本柱」維持の基本は「セルフケア」と「プロケア」の2本柱です。 1. セルフケア(ご自宅でのケア)
特に歯周病は「みがき残し」が原因の第一位。毎日のケアでプラークをしっかり落とすことが、一番の予防になります。中には歯並びによって、みがき残しが出やすい口の中の環境が原因になることもあり、そのような場合には矯正治療で歯並び・噛み合わせを整えることも有効です。 2. プロケア(歯科医院でのケア)
歯科衛生士によるプロのケアは、「自分では落とせない汚れを落とす」だけでなく、再発の兆候を早期に発見する役割もあります。 プロケアとセルフケアの違い▸ どのくらいの間隔で通えばいいの?歯周病の進行度や生活習慣によって変わりますが、一般的には以下が目安です。
「そんなに頻繁に?」と思われるかもしれません。ですが歯周病は“静かに再発する”のが怖いところ。症状が出てから気づくと、すでに進行していることが多いのです。定期的に通うことで、小さな変化を見逃さずに対応できます。 定期クリーニングの重要性▸ 維持できるとこんなメリットが!?
歯周病は「お口だけの病気」ではなく、身体全体の健康に関係することが分かっています。だからこそ“維持”が大切なのです。 まとめ歯周病治療のゴールは「治して終わり」ではなく、「維持していくこと」です。
歯周病は“完治”ではなく“コントロール”する病気です。 「最近歯ぐきが気になる」「しばらく歯医者に行っていない」という方は、この機会にぜひ一度チェックしてみてください。 診療のご予約はこちら≫ネット予約 当院の取り組みや日々の様子は、公式Instagramでも発信しております。 歯科衛生士 寒川 |

